パタヤの喧騒から少し離れたタップラヤ通りに佇む「Acquapazza(アクアパッツァ)」。
外観の明るいライトに導かれ、扉を開くとそこはまるで地中海の小さな港町。
白とターコイズブルーを基調にした空間には、花と陶器、ワインの香りが優しく漂います
Acquapazzaとは?— 名前に込められた“海への情熱”

店名の由来は、イタリアの魚料理 Acqua Pazza(アクアパッツァ)から。
イタリア語で“狂った水”を意味するこの言葉には、
魚介の旨味を水に溶かし込み、素材の持ち味を最大限に生かすという調理法の美学が込められています。
この店もまさにその名の通り、素材本来の味を引き立てることに徹している。
誇張のないシンプルな調理、塩の加減、火の通し方、どれを取っても、素材への敬意が感じられる一皿ばかりです。
所在地: 8/10 Moo 2, Soi Na Jomtien 56, Pattaya
⭐️ Google評価: 4.7 / 5(レビュー約400件)
💬 ジャンル: 南イタリア料理 / シーフード
シェフ Giovanni Carannante の哲学
この店のシェフでありオーナーの Giovanni Carannante 氏は、イタリア南部・ナポリにルーツを持つシェフとして知られています(Instagramやメディア情報より)。
イタリア各地のレストランで経験を積んだのち、タイに渡り、地中海のエッセンスと地元食材を融合させた料理を提供しています。
“We cook simple, honest food — fresh, local, and full of life.”
(シンプルで誠実な料理を。地元の新鮮な素材を生かして。)
という本人のコメントがInstagramにも残されており、この言葉がまさに彼の料理を物語っています。
食レポ — 一皿ごとに感じる“南イタリアの詩情”
店内の雰囲気 — 海風とオリーブの香りが漂う、隠れ家イタリアン

パタヤ中心部から少し離れた静かな通り沿いに、
白壁と木の扉が印象的なレストラン Acquapazza(アクアパッツァ) があります。
扉を開けると、木のテーブルとアンティーク調のインテリアが並ぶ、温かみのある空間が広がります。
昼はやわらかな日差しが差し込み、夜はキャンドルの灯りがゆらめき、ゆったりとした時間が流れています。

キッチンからは、ガーリックとオリーブオイルの香りがふわりと漂い、まるで南イタリアの港町に迷い込んだような気分になります。
テラス席もあり、夕暮れには潮風が心地よく頬をなでます。
観光エリアの喧騒から少し離れ、静かにワインを楽しみたい夜にぴったりの場所です。
アミューズ — トマトとバジルの香る一口ブルスケッタ

小皿にのせられたミニブルスケッタは、トマトの酸味とバジルの香り、オリーブオイルのまろやかさが絶妙に調和しています。
最初のひと口から南イタリアの風を感じるような、爽やかなスタートです。
前菜プレート — 海の恵みを贅沢に盛り込んだ一皿

鮮魚のカルパッチョ、エビとイカのフリットーが美しく並ぶ前菜プレート。
レモンとオリーブオイルの香りがふわりと広がり、
魚介の旨味が口いっぱいに広がります。
キリッと冷えた白ワインが欲しくなる一品です。
ボンゴレスパゲッティ — シンプルで深い、潮の香り

白ワインとオリーブオイル、アサリの出汁だけで仕上げた、シェフこだわりのボンゴレスパゲッティ。
アルデンテの麺と貝の旨味が絶妙に絡み合い、余計な要素を足さない潔さが際立っています。
Googleレビューから見る人気の理由
Googleレビューでは、平均評価4.4 / 5 と非常に高い評価を獲得しています。
口コミを覗くと、料理だけでなく雰囲気やサービスの温かさを称賛する声が多く見られます。
「どの料理も素材の味が生きていて感動しました。シェフの情熱を感じます。」(★★★★★)
「店内が落ち着いていて、ワインをゆっくり楽しめました。まるでヨーロッパの小さなレストランみたい。」(★★★★★)
「価格は少し高めですが、その価値は十分あります。パタヤで一番好きなイタリアン。」(★★★★☆)
また、料理の提供スピードやスタッフの丁寧な対応にも高い評価が寄せられており、観光客だけでなく在住者にも愛されるレストランとして定着しています。
📍 Google Map: Acquapazza Restaurant (Google Maps)
まとめ
Acquapazza(アクアパッツァ) は、食材の味を生かした料理、心地よい空気、洗練された空間。
そのすべてが調和して、まるで“南イタリアの詩”を味わっているようなひとときを生み出します。
特別なディナーの日はもちろん、少し贅沢をしたい週末の夜にもおすすめです。
ワインを片手に、パタヤの海風を感じながら、シェフの手仕事と静かな情熱を、ゆっくりと味わってみてください。


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