【2025年版】タイのフルーツ完全ガイド|南国バンコクで味わう果物の種類・食べ方・季節・屋台の楽しみ方【写真付き】

南国タイは、まさにフルーツ天国

太陽をいっぱいに浴びたマンゴーやドリアン、マンゴスチンなど、色鮮やかな果物たちは旅人の心を惹きつけます。

この記事では、タイで出会える人気フルーツの種類と味わい方、屋台や市場での楽しみ方、そして現地で根付く果物文化を紹介します。

旅の合間に、甘くてジューシーなひと口をどうぞ。

南国のフルーツをたんまり楽しめるのはタイ旅行の醍醐味の一つ!この記事ではタイで美味しく食べられる25種類のフルーツを解説していきます。

Contents

タイで出会える人気フルーツの種類と特徴

タイには、日本ではあまり見かけないトロピカルフルーツが数多くあります。

それぞれの種類や特徴、旬の季節、そしておすすめの食べ方を知っておくと、旅の楽しみがぐっと広がります。

ここでは、屋台やスーパーで出会える人気フルーツを中心に、味の特徴や食べ方のコツを紹介します。

日本人に人気!定番タイフルーツTOP10

マンゴー(มะม่วง / Ma-muang)

マンゴー

タイを代表するフルーツといえば、やはりマンゴーです。代表品種はナムドクマイとマハチャノック。濃厚な甘みと滑らかな舌触りで、タイの太陽そのものを閉じ込めたような味わいがします。

タイのマンゴーには「熟した甘いタイプ」と「青くて酸味のあるタイプ」があり、どちらも愛されています。

完熟マンゴーはジューシーで香り高く、スイーツやジュースに。青マンゴーはシャキシャキとした歯ざわりで、塩・砂糖・唐辛子を混ぜたディップと一緒に食べるのがローカルスタイルです。

人気の甘い品種にはチョクアナン、酸っぱいタイプにはキオサウェーイが代表的です。

最盛期は3〜5月。暑季に入ると市場のあちこちで黄金色に輝くマンゴーが並びます。

屋台では定番のデザート「カオニャオ・マムアン(マンゴーもち米)」がずらり。ココナッツミルクの香りともち米の塩気が、マンゴーの甘さを引き立てる。これを食べずしてタイの夏は語れません

日本では高級フルーツですが、タイでは1個30〜50バーツ前後と手軽。熟度を指定するなら、「アオ・マムアン・スック・ノイ(熟したマンゴーください)」と伝えると通じます。

ビタミンA・C・葉酸が豊富で、美肌や疲労回復にも効果的です。

実食コメント:熟れたナムドクマイは、スプーンを入れた瞬間に果汁があふれるほどジューシー。日本のマンゴーより香りが濃く、口の中で花が開くような甘さです。

マンゴスチン(มังคุด / Mang-kut)

タイ市場で並ぶマンゴスチン。厚い紫の皮と白い果肉が特徴の「フルーツの女王」。

“果物の女王”と称されるマンゴスチンは、タイでもっとも上品な果実のひとつ。

分厚い紫の殻を割ると、まるで花びらのように並ぶ真っ白な果肉が姿を見せます。

ほんのりとした酸味とやわらかな甘さが絶妙で、南国の熱気の中でも口の中をすっと冷ましてくれるような味わいです。

果肉は7〜8片に分かれており、そのうち1〜2片には小さな種が入っています。冷やして食べると酸味が透明に際立ち、繊細な香りが鼻に抜けます。

旬は5〜8月。ドリアンと並ぶ季節の主役として、屋台にも山積みにされています。

皮にツヤがあり、手に取ったときに軽く押してへこむ程度のものが食べごろ

ビタミンCと食物繊維が豊富で、美肌や疲労回復にも良いとされています。

実食コメント:初めて食べた時の衝撃は忘れられない。酸味と甘みのバランスが完璧で、ドリアンを食べた後に口を整える“女王のリセット”という表現がぴったり。

ドリアン(ทุเรียน / Thu-rian)

“果物の王様(King of Fruit)”の名を持つドリアン。

鋭いトゲの外皮と強い香りは好みが分かれますが、一度ハマると抜け出せない魅力があります。

外殻をナイフで割ると現れるのは、黄金色に輝く柔らかな果肉。濃厚なカスタードクリームのような口当たりと、ナッツのような香ばしさが特徴です。

タイではモントーンが最も人気の品種。香りがマイルドで、初めての人にも食べやすいタイプです。味は非常に甘く、豊潤でコクがあり、後味にほんのりとした苦みが残ります。

収穫は3〜7月にかけて、最盛期は5〜6月。市場に並ぶこの時期は、まさに南国の夏の合図です。

価格は国内で1kgあたり60〜120バーツ、輸出用では200バーツを超えることも。

香りが強いため、ホテルや公共交通機関への持ち込みは禁止の場所も多く、屋外で堂々と味わうのがタイ流の楽しみ方です。

実食コメント:正直、最初は勇気がいった。でも冷やしたモントーンは驚くほど甘く、ねっとりと舌に残るチーズケーキのような重厚感があって、コーヒーと一緒に食べると最高

ポメロ(ส้มโอ / Som-o)

タイの市場でひときわ大きな存在感を放つ柑橘、ポメロ。外見はグレープフルーツに似ていますが、味はより穏やかで上品。

厚い皮をむくと、ぷりっと弾む淡黄色の果肉が現れ、甘みとほのかな苦味が絶妙なバランスで調和しています。

果汁は控えめながら、粒がしっかりしていて食感が心地よく、後味はさっぱり。

最盛期は7月ごろで、暑さと湿気が増す季節にぴったりのリフレッシュフルーツです。

屋台では、塩や唐辛子を混ぜた「プリック・クルア」ディップを添えて食べるのがローカルスタイル。

これを試せば、タイの味覚の奥行きを感じられるはずです。

実食コメント:塩唐辛子を少しつけて食べると、甘みが一段と際立つ。暑い午後、冷えたポメロを口に入れる瞬間の清涼感が忘れられない。

パパイヤ(มะละกอ / Ma-la-ko)

タイ産の完熟パパイヤ。ビタミン豊富で、スムージーやソムタムにも使われる人気フルーツ。

一年中手に入る万能フルーツ。完熟果は鮮やかなオレンジ色で、やわらかな甘さと花のような香り

一方、未熟果はサラダ「ソムタム(青パパイヤサラダ)」の主役で、シャキシャキした歯ざわりと爽やかな酸味が特徴です。

熟・未熟どちらもタイでは日常的に食べられています。

果実は細長く、熟すにつれて皮の色が緑から黄色〜橙色へと変化。果肉の中央には黒い丸い種がぎっしり詰まっています。

選ぶときは、見た目の割に重く、指で軽く押すとわずかに弾力があるものを。完熟パパイヤはなめらかでジューシーな食感が楽しめます。

栄養価も高く、ビタミンA・B・C・E、カリウム、葉酸、マグネシウムなどを豊富に含み、消化を助けるパパイン酵素もたっぷり

食後のデザートとして人気があり、暑いタイでは“天然の整腸フルーツ”として親しまれています。

実食コメント:朝食に出てきた熟パパイヤは、優しい甘さで一日の始まりにぴったり。でも一番のお気に入りの食べ方はタマリンド入りのソムタム(青パパイヤのサラダ

パイナップル(สับปะรด / Sap-pa-rot)

山のように積まれたタイ産パイナップル。甘くジューシーで、屋台でも人気の定番フルーツ。

甘さと酸味のバランスが絶妙な、タイを代表するトロピカルフルーツ。

特にプーケット産は香りが高く、果汁が多くて繊維がやわらかいと評判です。

ひと口食べれば口いっぱいに広がるジューシーな酸味と甘みで、南国の空気が一気に軽くなります。

主な産地はラヨーン県やトラート県などの東部地域。年間を通して収穫可能ですが、最盛期は2〜4月

屋台では氷の上で冷やされており、炎天下でのリフレッシュにぴったり。ほんのひとつまみの塩を加えると、甘さがぐっと引き立ちます

国内市場では1個10〜25バーツ前後とリーズナブル。ビタミンCや食物繊維が豊富で、疲れた体に優しく染みる味わいです。

実食コメント:日本のものより芯まで甘くてジューシー。お気に入りはパイナップルのスムージー。ナイトマーケットでスムージー片手にショッピングがお決まり。

ランブータン(เงาะ / Ngo)

ひと目でわかる“毛むくじゃら”の見た目が愛らしい、南国の人気者ランブータン。

名前の語源はマレー語の「髪の毛」を意味する“rambut”。真っ赤な皮から無数の柔らかいトゲが伸び、その中に、半透明の白い果肉が包まれています。

5月ごろが最盛期果肉はジューシーで、花のような香りとほのかな甘みが特徴。冷やすとより一層みずみずしくなります。

中心にある種を包むように果肉がついているので、かじるとつるりと取れる心地よさ。

東南アジアらしい香りと食感のコントラストを、ぜひ屋台で味わってみてください。

実食コメント:初めて見た時は「食べられるの?」と思ったけれど、一口食べたら虜。ブドウのように軽く、思わず手が止まらなくなる。

ロンガン(ลำไย / Lam-yai)

タイのロンコン

「龍の目(Dragon Eye)」の名を持つロンガン
薄い茶色の皮の中には、透き通るような白い果肉と黒い種があり、切るとまさに龍の瞳のよう。

果肉はとても甘く、ジューシーで、ライチよりもやや濃い蜜のような風味を持ちます。

主にチェンマイやチェンライなど、北部が産地。6〜7月に収穫され、8月には市場がロンガン一色に。

「体を温める果物」として伝統医療にも登場しますが、食べすぎると体が熱を持つといわれるため、ほどほどがちょうど良い。

冷やして食べると甘さが際立ち、喉の渇きを癒すデザートフルーツとしても人気です。

実食コメント:冷蔵庫で冷やしたロンガンは極上のデザート。口に入れた瞬間、ほのかな花の香りが広がる。凍らしてロンガンシャーベットとして食べるのもおススメ。

タマリンド(มะขาม / Ma-kham)

外側は薄茶色の殻、中には濃い茶褐色の果肉。これがタマリンド。

見た目こそ地味ですが、実は料理・お菓子・ドリンクにまで活躍する万能フルーツです。

果肉の味は品種によって異なり、強い酸味から濃厚な甘みまで幅広く、タイでは「酸っぱいマカーム」と「甘いマカーム」に分けて売られています。

中でもペッチャブーン県産は“タイで最も甘いタマリンド”として有名。肥沃な土壌と山岳地帯の乾いた気候が、濃厚な甘さを育てます。

最盛期は4〜6月1kgあたり40〜80バーツで市場に並び、地方土産としても定番です。

ビタミンCやカリウムが豊富で、体を冷やし、疲れを取る働きもあります。

実食コメント:そのまま食べると酸っぱいけど、クセになる味。タイ人の友人にすすめられた“タマリンドキャンディ”は驚くほど美味しくて、お土産にも最適。

サラ(ละมุด / Sa-la)

タイの市場で売られているスネークフルーツ(サラ)の山。赤褐色の皮が特徴的な南国フルーツ。

別名“スネークフルーツ”。赤褐色のうろこ状の皮をむくと、中から現れるのは、しっとり白い果肉ジューシーで甘酸っぱく、柑橘を思わせる爽やかな風味が広がります。

主な産地はタイ東部のトラート県。雨季にあたる6〜9月が旬で、1kgあたり80〜150バーツほど。

皮は固くもろいので、手で軽く割るとパリッと割れて中の果肉が現れます。一度食べると、見た目とのギャップにハマる人も多いフルーツです。

実食コメント:まるでバブルガムのような多種多様のフルーツを詰め込んだような風味。これぞ“知る人ぞ知るタイの果物”という感じ。

日本では珍しい!知られざるタイフルーツ

観光ではあまり知られていないけれど、ローカル市場を歩くと、驚くような色や形の果物に出会います。

それらはタイの“食の多様性”そのもの。ここでは、現地でしか味わえない個性派フルーツを紹介します。

サントル(กระท้อน / Kra-thon)

ベルベットのような淡い茶色の皮をむくと、中からふわふわの白い果肉が現れる。

この不思議な食感で人気なのがサントル(別名コットンフルーツ)。

見た目は桃のようですが、味は甘酸っぱくて少しミルキー。品種によって酸味と甘みのバランスが異なります。

主産地はノンタブリー県。肥沃な土壌で育つこの地域のサントルは、果肉が厚くてジューシー。

旬は3〜5月(地域によっては8月まで)。そのまま食べるほか、青果の状態でサラダ「ソムタム」にも使われます。

皮のすぐ下のスポンジ状の層はややほろ苦く、スパイスや砂糖と合わせると深い味に変化

ビタミンC、カリウム、鉄分などを含み、体を内側から整えるヘルシーフルーツでもあります。

実食コメント:見た目は地味なのに、口に入れると驚くほどやさしい甘さ。唐辛子砂糖と合わせると、まるでデザートのような不思議なハーモニー。

ノイナー(น้อยหน่า / Noi-na/シュガーアップル)

ノイナー(シュガーアップル)。クリーミーで甘い果肉が特徴のトロピカルフルーツ。

タイの市場でよく見かける、うろこ模様の小さな果物。ノイナーは、別名シュガーアップル、カスタードアップルと呼ばれるクリーミーな甘さが特徴の果実です。

外皮の節が少しゆるんでいるものが熟したサイン。手で軽く割ると、白い果肉が花びらのように現れます。完熟のノイナーはスプーンですくえるほど柔らかく、舌の上でとろけるような食感が森のアイスクリームとも呼ばれる所以。

バニラや洋梨を思わせる香りが漂い、南国の午後にぴったりのデザートです。種は硬くて食べられないので、ひと房ずつ口に含んで果肉だけ味わうのがコツ。

旬は6〜9月

ビタミンCや食物繊維が豊富で、タイでは“自然のスイーツ”として子どもから大人まで人気があります。

実食コメント:口に入れた瞬間に“自然のスイーツ”という言葉が浮かぶ。まったり濃厚で、冷やすとアイスクリームみたい。罪悪感ゼロのデザート。

チョンプー(ชมพู่ / Chom-phu/ローズアップル)

手に持つと軽く、口に入れるとシャキッと心地よい音。チョンプー(ローズアップル)は、水分たっぷりで爽やかな香りのする果物です。

その名の通り、かすかにバラのような香りをまとい噛むとほのかな甘みが広がります。赤やピンク、淡い緑などカラーバリエーションがあり、形はベルのように下がすぼまった独特のフォルム。

最盛期は12月頃で、果皮がツヤツヤとしていて軽く振ると“カラカラ”と音がするものが食べごろ。冷やして食べるといっそうみずみずしく、炎天下での水分補給にもなるヘルシーフルーツです。

市場では塩や唐辛子入りのディップを添えることもあり、“甘さ × 塩気 × 香り”の組み合わせが、いかにもタイらしいバランス感です。

実食コメント:香りがほんのりフローラルで上品。冷えたチョンプーを食べると、口の中がすっきりして軽やかになる。

サポディラ(ละมุด / La-mood)

ひと口食べれば驚くほどの甘さ

サポディラは、完熟すると果肉がとろりと柔らかく、黒糖やカラメルを思わせる深い甘みを放ちます。
未熟な状態では渋みがあるため、“焦らず待つ”ことがこの果物の正しい楽しみ方です。

果皮は地味な茶褐色で、梨のような形をしていますが、中は黄金色の蜜のような果肉

熟度を見分けるには、指で軽く押してわずかにへこむものを。香りが立ちはじめたら食べごろです。

アユタヤやバンマイのものが特に有名で、地元では「午後の一休みに食べるお菓子のような果物」として親しまれています。

鉄分・カルシウム・ビタミンAが豊富で、疲労回復や美容にも良いとされる“天然の黒糖スイーツ”です。

実食コメント:完熟サポディラは驚くほど甘く、黒糖のような風味。一口でデザートを食べたような満足感。アイスと合わせると最高。

その他・市場でよく見かける果物

ココナッツ(มะพร้าว / Ma-phrao)

タイのココナッツ

タイの太陽とともに生きる果実、それがココナッツ

ストローを挿してひと口飲めば、ほんのり甘くて澄んだ水分が身体に染みわたります。それは、汗とともに失われたミネラルを自然に補う、南国の電解質。

飲み終えたあとの内側の果肉は、スプーンで削ってデザートに。一年を通してどこでも手に入り、ビーチ沿いでも屋台でも、氷で冷やされたヤングココナッツがあなたを待っています。

実食コメント:冷たいココナッツウォーターを飲む瞬間、全身がスッと静まる。
タイの暑さに疲れた身体が、一瞬でリセットされる感覚。

スイカ(แตงโม / Taeng-mo)

タイのスイカ

太陽の真下で食べるなら、これに勝るものはない。
スイカは、9割が水分でできた南国のオアシス。シャリッと冷えた赤い果肉をひと口かじれば、身体の芯まで涼しさが走ります。

市場や屋台では、あらかじめカットされたスイカが氷の上に並び、1袋10〜20バーツ程度

塩を少し振ると、甘みが一層際立ちます。黄色やオレンジ果肉の品種もあり、見た目もカラフル。リコピンやビタミンCが豊富で、日焼けした肌や疲労回復にも効果的です。

夏季(6〜8月)が旬。「炎天下でスイカを食べる=最高の休憩」という方程式は、タイでも日本でも同じです。

実食コメント:冷えたスイカを頬張る瞬間、「これぞ夏!」という幸福感。タイでも日本でも、炎天下のスイカ=最高の休憩。

バナナ(กล้วย / Kluai)

タイのバナナ

タイの暮らしに最も近い果物。朝の屋台で蒸された小ぶりのバナナ、昼には揚げバナナ、夜にはココナッツミルク煮。甘さと香りが日常のリズムをつくります。

ねっとり濃厚なクルアイ・ナムワー、細長くすっきりしたクルアイ・ホム。種類は豊富で、味も食感もさまざま。

通年手に入り、一本2〜3バーツと気軽。カリウムやビタミンB群が汗ばむ身体をやさしく整えます。

蒸し立ての屋台バナナは、まるで温かいデザート。香りの甘さに包まれて、小さな幸福を感じる味。

グァバ(ฝรั่ง / Fa-rang)

軽やかな歯ざわりのなかに甘さと酸味が共存する果実。皮ごと食べられ、噛むたびに「カリッ」と小気味よい音

通年出回りますが、8〜11月は特に香りが濃く、果肉が締まっています。

唐辛子入りの塩をひとつまみふると、味がぐっと引き立ち、一気にタイの味”に。

ビタミンCはレモンの約4倍。素朴なのに頼もしい、街角の常連フルーツです。

シャクッと噛んだ瞬間、爽快な香りと軽い甘さ。唐辛子入りの塩をたっぷりかけると、瞬く間にご飯のおかずに変身。

パッションフルーツ(เสาวรส / Sao-wa-rot)

タイの市場で売られているパッションフルーツ。紫色の皮と甘酸っぱい香りが特徴。

手のひらサイズの果実に、驚くほど強い香りを閉じ込めたパッションフルーツ。

皮が少ししわを帯びたころが食べごろで、スプーンで割ると黄色いゼリー状の果肉が顔を出します。

酸味と甘みが織りなす鮮烈なバランスは、一口で気分を南国へ連れて行くよう。

5〜12月にかけて長く出回り、ヨーグルトやソーダ割りにもぴったり。

ビタミンCや食物繊維、抗酸化成分ポリフェノールが豊富で、体にも心にもスッと効きます。

口に入れた瞬間、レモン×花蜜のような香りが広がる。凍らしてシャーベットを午後のおめざとして食べるのが乙。

ジャックフルーツ(ขนุน / Ka-nun)

世界最大級の果実、ジャックフルーツ。

ひとつの実が30kgを超えることもあり、屋台では黄色い房を切り分けて売られています。

香りは強いけれど、味はドリアンよりずっと優しく、弾力のあるもちもち食感。果肉はほんのりバナナのような甘みで、噛むほどに香りがふくらみます。

3〜6月が旬。甘いデザートにも、熟す前の実をカレーや炒め物に使っても美味しい。

果物が“食事にもなる”。そんなタイらしい自由さを体現する存在です。

香りは強烈だけど、食べると優しい。サクサクスナックのように食べてしまう身近な存在。

ライチ(ลิ้นจี่ / Lin-chee)

短い季節だけ現れて、あっという間に去る“果実の小さな恋”。薄い赤い皮を指で割ると、透明な果肉が滴るように現れます。香りは凛として華やか、味はみずみずしく上品。

4〜6月が収穫のピーク。暑季から雨季のはじまりにかけて、市場には淡いピンク色のライチが並びます。
冷やして食べると清涼感が際立ち
、湿気の多い季節にぴったり。

ひと口食べた瞬間、花の香りがふわりと広がる。みずみずしいのに、どこか切ない。それがライチの魅力。

ドラゴンフルーツ(แก้วมังกร / Kaew-mang-kon)

タイのドラゴンフルーツ

ピンクの外皮に緑のウロコ模様。まるで南国のアート。果肉は白または赤で、黒い小さな種が星のように散りばめられています。

味は控えめながらもキウイや洋梨のような上品な甘さ。4〜10月が旬で、冷やしてそのままスプーンで食べるのが一般的。

赤肉種には抗酸化成分ベタシアニンが含まれ、美容効果も高いと人気。朝食ボウルやスムージーに入れれば、彩りも味も華やかに。

“味がない”と感じる人もいるけれど、じっと噛んでいると静かな甘みがじんわり出てくる。体の熱が少しずつ抜けていく感覚。

グレープ(องุ่น / A-ngun)

タイのグレープ

タイ東部や中部の畑では、乾いた風の中で静かにブドウが実ります。

粒は小ぶりながら甘く香り高く、緑から黒まで色と味わいに幅があります。

12〜4月が収穫期、最盛は1〜3月。市場では1kg60〜120バーツほど。

白い粉(ブルーム)が残っているものは新鮮な証
冷やして頬張れば、タイの太陽が育てた透明な甘さが広がります。

シャインマスカット(องุ่นชายนมัสคัต / A-ngun Shine Muscat)

タイのシャインマスカット

日本発の高級ぶどう「シャインマスカット」は、タイでも人気急上昇中。皮ごと食べられる大粒の実と、華やかな香り・濃い甘みが特徴です。

主に日本・韓国・中国からの輸入で、価格は約140〜600バーツ/kg。

デパートやギフト用では“高級フルーツの王道”として扱われています。

季節ごとのフルーツ一覧(旬カレンダー)

タイは一年を通して果物が豊富に採れる南国ですが、実はフルーツにも旬の時期があります。

美味しさも価格も、旬を知って選ぶとぐっとお得に楽しめます。

以下は、代表的なタイフルーツの収穫シーズン早見表です。

タイは一年を通して果物が豊富に採れる南国ですが、 実はフルーツにも旬の時期があります。 美味しさも価格も、旬を知って選ぶとぐっとお得に楽しめます。 以下は、代表的なタイフルーツの収穫シーズン早見表です。
フルーツ名 タイ語 旬の時期 特徴
マンゴー(Ma-muang) มะม่วง 3〜5月 甘みが最も強く、スムージーやカオニャオ・マムアンに最適。
マンゴスチン(Mang-kut) มังคุด 5〜8月 「果物の女王」。さわやかな酸味と上品な甘みが人気。
ドリアン(Thu-rian) ทุเรียน 5〜8月 「果物の王様」。強い香りと濃厚なクリーム状の果肉。
ロンガン(Lam-yai) ลำไย 7〜9月 北部(チェンマイ・ランパーン)で多く栽培。甘くてジューシー。
パパイヤ(Ma-la-ko) มะละกอ 通年 熟すとオレンジ色に。ソムタムにも欠かせない定番フルーツ。
ポメロ(Som-o) ส้มโอ 8〜12月 大ぶりでさっぱりした味。タイ人に人気の柑橘系フルーツ。
ライチ(Lin-chee) ลิ้นจี่ 4〜6月 北部産が有名。旬は短く、フレッシュライチは早い者勝ち。
ドラゴンフルーツ(Kaew-mang-kon) แก้วมังกร 4〜10月 白・赤の果肉タイプがあり、見た目も鮮やか。
グアバ(Fa-rang) ฝรั่ง 通年 屋台で塩唐辛子をつけて食べるのがタイ流。
スイカ(Taeng-mo) แตงโม 通年(最盛期3〜6月) 冷たいスイカは暑季の定番デザート。

バンコク・パタヤでフルーツが安く買える市場

タイの果物はスーパーでも手に入りますが、
本場の味を楽しむならローカル市場が断然おすすめ。

鮮度が高く、値段も半分以下ということも珍しくありません。

ここでは、観光でも行きやすい人気市場5選をご紹介します。

オートーコー市場|バンコク

バンコクで最も有名な高品質市場。 王室御用達ブランドの果物が多く、品質管理が徹底しています。 値段はやや高めですが、マンゴーやドリアンの完熟度は最高レベル。MRTカンペーンペット駅直結でアクセスも便利。