タイで使えるおすすめeSIM完全ガイド|無制限ネット・電話番号付きプランの選び方と設定方法・料金・価格・モバイル回線まで解説

タイ旅行でのインターネット接続手段として、eSIM(イーシム)を利用する日本人旅行者が急増しています。

海外旅行の際にSIMカードを差し替える手間がなく、QRコードを読み取るだけで即接続可能という手軽さから人気を集めています。

現地の空港やオンラインで事前にeSIMを購入・設定しておけば、到着後すぐにモバイル回線に接続できるため、地図アプリの利用や配車アプリの手配もスムーズに。

また、無制限プラン・3日間〜15日間対応・電話番号付きeSIMなど、旅行日数や用途に合わせて柔軟に選べるのもポイント。

AIS・DTAC・TrueMoveなどの大手キャリアを利用するため、通信も安定しており、快適なインターネット環境を確保できます。

短期旅行者はもちろん、リモートワークやワーケーションを目的とした中〜長期滞在者にもおすすめの通信手段として、eSIMは今や「旅行前に必ずチェックすべきアイテム」となっています。

eSIMのメリットとデメリット

タイ旅行で注目を集めているeSIMですが、「そもそもどんなメリットがあるの?」「デメリットはないの?」と気になる方も多いはず。

ここでは、旅行者目線でeSIMの利点と注意点をわかりやすく解説します。

メリット

現地到着後すぐ使える:設定済みなら空港ですぐにネット接続可能
SIMカードの抜き差し不要:物理的な破損や紛失の心配がない
設定が簡単:QRコードを読み込むだけ、初心者でも数分で完了
複数回線を切り替え可能:国内用と海外用を併用できる
通話付きプランあり:電話番号付きで現地通話・SMSも可能なサービスも選べる

デメリット

スマホの対応が必要:すべての機種で使えるわけではない
データの移行や再発行がやや煩雑:再発行には手続きやサポートが必要な場合あり
物理SIMとeSIMの同時利用に制限がある場合も

タイ旅行の無制限eSIM|7日・15日・30日の最安プランを円換算で徹底比較

タイ旅行向けのeSIMはたくさんありますが、「結局どれが一番安いの?」と迷う人も多いはずです。特に無制限プランは、日数や通貨がバラバラで比較しづらく、どれを選べば最もコスパが良いのかが分かりにくいのが問題です。

そこでこの章では、主要eSIMサービスの無制限プラン(7日・15日・30日)をすべて円換算して、どのサービスが最安なのかを一目でわかるようにまとめました。とにかく価格を重視したい方は、まずここをチェックすれば間違いありません。

7日間・無制限プランの最安ランキング

7日間無制限プランがあるのは
Holafly / Trifa / GlocalSIM / World eSIM の4社です。

順位サービス名通貨表記円換算の目安
1位GlocalSIM¥2,980¥2,980
2位World eSIM¥3,790¥3,790
3位Holafly€26.90¥4,842
4位Trifa¥5,990¥5,990

7日間だけなら、最安はGlocalSIM
「日本円でそのまま決済したい・できるだけ安く抑えたい」人はGlocalSIMが有力候補です。

15日間・無制限プランの最安ランキング

15日間無制限は、
Nomad / Airalo / Holafly / Trifa / AIS / GlocalSIM / World eSIM が提供。

順位サービス名通貨表記円換算の目安
1位Nomad(通話付き)$19¥2,926
2位Airalo$19.95¥3,072
3位AIS699B¥3,341
4位GlocalSIM¥3,480¥3,480
5位World eSIM¥6,540¥6,540
6位Holafly€56.90¥10,242
7位Trifa¥11,900¥11,900

まとめ:
15日間では、Nomadが最安かつ通話付きでコスパ◎。
次点のAiralo・AISも3,000円前後なので、
「価格+ブランド知名度」で選ぶならこの3つが軸になります。

30日間・無制限プランの最安ランキング

30日間無制限は、
Nomad / Airalo / Holafly / Trifa / AIS / GlocalSIM / World eSIM が提供。

順位サービス名通貨表記円換算の目安
1位GlocalSIM¥3,980¥3,980
2位Nomad(通話付き)$33¥5,082
3位Airalo$34.95¥5,382
4位AIS1,199B¥5,731
5位World eSIM¥9,680¥9,680
6位Holafly€68.90¥12,402
7位Trifa¥15,750¥15,750

まとめ:
30日間になると、GlocalSIMが頭ひとつ抜けて最安
次いでNomad・Airalo・AISがほぼ同じ価格帯で続きます。
Nomadはここでも「通話込み」でこの価格なので、
「電話番号も欲しい人」にはかなり魅力的です。

タイで使えるおすすめeSIMプラン

タイ旅行中もスマホで快適にインターネットを使いたい方におすすめなのが「eSIM」。

ここでは、通信エリア・料金・データ容量・通話機能などを比較しながら、最新版の人気eSIMプランを紹介します。目的や滞在日数に合わせて、最適な1枚を見つけてください。

Nomad(ノマド)

Nomadはリーズナブルな価格と大容量プランが魅力のeSIMサービス。通話機能付きのプランも選べるため、現地での連絡が必要な旅行者にもおすすめ。アプリやWebで簡単に購入でき、設定もスムーズです。

プラン日数価格データ容量
7日間$51GB
10日間$950GB
10日間$14無制限
15日間$19無制限(通話付き)
30日間$1210GB
30日間$33無制限(通話付き)
  • 通話機能:一部プランにあり(電話番号付き)
  • 購入方法:専用アプリまたはWebサイトで購入・即時利用可
  • 日本語サポート:なし(英語対応のみ)

Airalo(エアロ)

Airaloは世界200以上の国と地域に対応するグローバルeSIMプロバイダー。タイでも多彩な容量・日数のプランが揃っており、短期旅行者から長期滞在者まで幅広く対応。アプリまたはWebで購入・即時開通でき、価格も手頃です。

プラン日数価格データ容量
3日間$41GB
3日間$5.53GB
7日間$63GB
7日間$75GB
7日間$1010GB
15日間$7.55GB
15日間$10.510GB
15日間$17.520GB
15日間$19.95無制限
30日間$85GB
30日間$1110GB
30日間$1820GB
30日間$27.550GB
30日間$34.95無制限
  • 通話機能:なし(データ通信専用)
  • 購入方法:専用アプリまたは公式サイトで購入・即時利用可能
  • 日本語サポート:なし(英語対応のみ)

Holafly(ホラフライ)

Holaflyは「データ無制限」と「日本語24時間チャットサポート」で人気のeSIMプロバイダー。旅行前にWebサイトから購入・QRコードを取得し、現地でスムーズに接続できます。データ量を気にせず使いたい人や、サポート重視の初心者にもおすすめです。

プラン日数価格データ容量
7日間€26.90無制限
15日間€56.90無制限
30日間€68.90無制限
  • 通話機能:なし(データ通信専用)
  • 購入方法:公式サイトで購入・QRコード発行(事前設定)
  • 日本語サポート:あり(24時間チャット対応)

Trifa(トリファ)

trifaは日本発のeSIMサービスで、サポートがすべて日本語で受けられる点が大きな魅力。アプリから購入すればQRコード不要でそのまま開通でき、初めての海外eSIMでも迷わず使えます。対応国も多く、価格も手頃。通信トラブルが不安な人や、日本語でしっかりサポートしてほしい初心者におすすめです。

プラン日数価格データ容量
7日間¥1,9603GB
7日間¥3,82010GB
7日間¥5,990無制限
15日間¥2,3603GB
15日間¥3,90010GB
15日間¥11,900無制限
30日間¥2,9905GB
30日間¥5,00020GB
30日間¥15,750無制限
  • 通話機能: データ通信のみ(通話・SMSなし)
  • 購入方法: アプリ or Webから購入、即時開通
  • 日本語サポート: 公式サポートが日本語対応で安心

AIS(エーアイエス)

AISロゴ

AISはタイ最大手の通信キャリアで、安定した回線品質と広いエリアカバレッジが魅力。旅行者向けeSIMプラン「AIS LUCKY SIM」は、短期から中長期滞在まで対応しており、通話機能付きのプランも充実しています。

プラン日数価格(THB)データ容量
15日間699B無制限
30日間1,199B無制限
60日間1,599B無制限
  • 通話機能:あり(電話番号付き、AIS間通話無料+他社通話分付与)
  • 購入方法:空港カウンター/AISショップ/公式WebでeSIM発行
  • 日本語サポート:なし(英語・タイ語対応)

GlocalSIM(グローカルシム)

GlocalSIMは、日本の会社が提供する海外向けeSIMサービスで、日本語での手厚いサポートが特徴です。アプリやWebから簡単に購入でき、渡航前にサクッと準備できる手軽さが魅力。料金も比較的リーズナブルで、アジア・ヨーロッパを中心に対応国が広く、短期旅行にも長期滞在にも使いやすい設計です。

プラン日数価格データ容量
3日間¥1,680無制限
5日間¥2,480無制限
7日間¥2,980無制限
15日間¥3,480無制限
30日間¥3,980無制限
  • 通話機能: データ通信専用(アプリ通話は可)
  • 購入方法: Webまたはアプリから即購入・即開通
  • 日本語サポート: 公式サポートが日本語対応で安心

World eSIM(ワールドイーシム)

World eSIM は、世界200以上の国と地域に対応した、グローバル向けのeSIMサービスです。旅行先ごとにプランを選べるほか、複数地域を一度にカバーする「アジア」「欧州」「世界対応」などの広域プランがあるのが特徴。Webサイトから購入し、QRコードを読み込むだけで簡単に開通できます。

プラン日数価格データ容量
1日間¥840無制限
3日間¥1,680無制限
5日間¥2,650無制限
7日間¥3,790無制限
10日間¥4,740無制限
15日間¥6,540無制限
20日間¥7,970無制限
30日間¥9,680無制限
  • 通話機能: データ通信専用(通話・SMSなし)
  • 購入方法: Webで購入 → QRコードで即開通
  • サポート: 英語サポートのみ(チャット対応)

購入方法と設定手順|QRコードで簡単接続

タイ旅行に向けたeSIMの購入と設定は非常にシンプルで、ネット環境さえあれば出発前にすべて準備できます。ここでは、購入先・支払い方法・設定方法・サポート体制について詳しく解説します。

eSIMの購入先(公式サイト・専用アプリ・空港カウンター)

タイで使えるeSIMは以下のような方法で購入できます。

公式サイトからの購入(例:AIS、Truemove、dtacなど)
各キャリアが提供する旅行者向けeSIMプランを購入可能。日本語対応は少ないが、英語サイトが充実しています。

グローバルeSIMサービスの専用アプリ
Airalo、Nomad、Ubigi、Holafly などのアプリを通じて、日本語表記+ワンタップで購入・設定が可能。初心者にはアプリ利用がおすすめ

タイの空港カウンター
バンコク・スワンナプーム空港やドンムアン空港では、eSIM専用カウンターで購入&即時設定してくれる場合もあります(英語 or タイ語対応)。

支払い方法(クレカ、PayPal、Apple Payなど)

購入時の決済方法は次の通りです

  • クレジットカード(Visa / Mastercard / JCB など)
  • PayPal
  • Apple Pay / Google Pay(一部アプリで対応)

海外発行カードでも多くのサービスが利用可能

事前に決済手段が使えるかどうかを確認しておくと安心です。

購入から利用開始までの時間と手順

  1. 購入後、登録メールにQRコードが届く
    通常数分以内に受信。届かない場合は迷惑メールフォルダも確認。
  2. スマホでQRコードをスキャン
    iPhone:「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」
    Android:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」
  3. モバイル通信を有効化し、プロファイルを選択
    現地到着後に有効化すればOK。すぐにインターネットに接続可能です。
  4. アクセスポイント(APN)設定が必要な場合も
    通常は不要ですが、マニュアルが添付されているので確認を。

多くのサービスで購入から使用開始まで10分以内で完了します。

トラブル時の連絡方法やサポート体制

アプリ内チャット/メールサポート対応(24時間体制の会社も)

公式LINEやWhatsAppで対応している場合もあり

日本語非対応のこともあるため、購入前にサポート方法を確認するのが安心

万が一eSIMがうまく接続されない場合は、「モバイル通信の再起動」や「APNの再設定」で解決するケースが多いです。

タイ旅行用eSIMは、用途や滞在日数、通信スタイルによって最適なプランが異なります。以下のポイントを参考に、自分に合ったeSIMを選びましょう。

こんな人におすすめ!eSIMの選び方ガイド

通話付きが必要な人

  • 現地の友人やホテル、レストランなどに電話したい人
  • タクシー配車アプリのSMS認証に電話番号が必要な人

電話番号付きのeSIMプランを選びましょう。AISやTruemoveなど現地キャリアが提供しているタイプが安心です。

データ通信だけでよい人

  • SNS、マップ、翻訳アプリ、LINE通話などで十分な人
  • 日本との連絡もすべてアプリで済ませる人

▶ データ専用eSIM(無制限や50GBなど)で十分。料金も安めで設定も簡単です。

価格を重視する場合

  • とにかくコストを抑えたい
  • 短期旅行で軽い通信しか使わない

3〜7日間で1〜3GBの格安プランを選ぶと数百円から使えます。アプリ限定のプロモコードも要チェック。

日数・滞在期間で選ぶ(3日・7日・10日・15日など)

  • 自分の旅行日数に合わせて無駄なく選びたい
  • 延長できるeSIMもあり、柔軟に対応したい

▶ 3日・7日・15日など定額日数制のプランや、10日・30日間有効のプランが主流です。滞在期間に応じて選択しましょう。

安定したネット回線を使いたい人

  • リモートワークや動画視聴など安定通信が必要
  • 現地のSIMより信頼できる回線が欲しい

▶ 大手キャリア回線を使ったeSIM(AIS、dtacなど)を選ぶのがポイント。レビューや回線スピード情報もチェック。

サポート付き・日本語対応の会社が安心な人

  • 初めてのeSIM利用で不安がある
  • トラブル時にすぐに質問したい

▶ 日本語サポート対応のeSIMサービス(Airalo、KKday、Nomadなど)がおすすめ。アプリ内チャットやLINEサポートもあり、安心して利用できます。

よくある質問(Q&A)

タイのesimに関して、よくある質問をまとめてみました。

eSIMの設定は難しいですか?

とても簡単です。購入後に送られてくるQRコードをスマホの「モバイル通信」設定画面から読み取るだけで、数分で接続が完了します。難しい操作は一切不要で、初心者でも安心して利用できます。

現地で回線が安定しない場合はどうすれば?

以下の方法で改善するケースが多いです。モバイル回線のリセット(機内モードON→OFF)、プロファイルを一度削除して再登録別のeSIMプランに切り替える(複数回線保持可能な場合)また、サポート付きのeSIMサービスを選んでおくと、トラブル時にすぐに対応してもらえるため安心です。

データ容量を使いすぎたらどうなりますか?

通信速度が制限される or 利用停止になる場合があります。その場合は以下のような対処法があります。アプリや公式サイトから容量の追加購入(リチャージ)新しいeSIMプランの購入(すぐ切り替え可能)。事前にリチャージ対応の有無や方法を確認しておくと安心です。